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もしも建設業から職人さんがいなくなってしまったら、私たちはどうなる!?
建設業を本気で良くする株式会社は『建設業の求人』に特化したホームページ制作会社です。
つねづね建設業のことばかりを考えています。
”もしも建設業から職人さんがいなくなってしまったら、どうなってしまうのだろうか…?”
よかったらこの記事を読みながら、みなさんも一緒に考えてみてください!
職人さんの物作りには必ずドラマがある。目には見えない、想いが詰まっている。
仕事をしながらいつも心配になることがあって、「もし職人さんになる人がこのまま減り続けていったとしたら、どうなってしまうんだろう…」って。
建設業のすばらしい技術を持っているベテランの職人さんや、技術を追求しようとする働き盛りの職人さんが減ってしまうと、日本では高度な物作りができなくなってしまうのかな…。
Webの仕事をしている我々が言えることではないかもしれないけど、現代はデジタルの世界に注目が集まりすぎていて、物理的な世界を変えるための職人技術がどんどん無くなってしまうのではないかって心配になる。
耐熱、耐震、防音、防寒、こういった項目がどのくらいの品質の高さになっているのかは分からないですが、近い将来、戸建ての家は3Dプリンターで作られることが主流となってしまうかもしれないですね。
建設業の良いところは、一つの建物を造るためにいろんな業種のいろんな職人さんが携わって出来上がるというところじゃないですか。そこには「良いものを作るぞ!」と汗水垂らして働く人の数だけ熱い想いがある。
しかし3Dプリンターで建物を建てる場合は、その建設に関わる人が確実に減ってしまうでしょうし、今より簡単に建物が作れてしまったら、そこには誰のどんな想いが詰まっているのかなと疑問に思うところですね。
仕事を通して人の想いが伝わっていかない。逆に仕事を通して人の想いが伝わっていくと、やっぱり大事にしてもらえるよね。
ホームページ自体もそうだからね。私がKMYで作らせてもらったホームページは、大きく作り変えるということがなくて、みなさん大事に育ててくれているんだよね。
私はそこにあまり魅力を感じなくて、それだったら自分と価値観が似ているような素人の方が、ハンドメイドで作ったモノを買いたいって思います。
ハンドメイドで作られるアクセサリーなどは、同じ商品でもサイズ感が若干異なったり、石の模様がちょっと違ったりして、その微妙な違いの中から自分好みのモノを探し出すのが好きなんですよね♪
物作りにはそこに関わる人の感情や、その時の考えが必ずある。 それによって巻き起こる出来事がストーリーになって、それが思い出になっていくと思うの。
実家にある犬小屋は私のお父さんが手作りしたんだけど、大人2人が入れてしまうくらい大きい犬小屋で、小さい窓もあって、お父さんが作っていたその当時のシーンを今でも覚えているんだ。
犬小屋に小窓を設置したのは、小屋の中にも明るい光が入るようにと、お父さんなりのわんちゃんへの愛情なんだよね。
お父さんと喧嘩をしたときはその犬小屋に逃げていたという子どもの頃の思い出があるよ(笑)。
もしお父さんが犬小屋を手作りしていなかったら、この素敵なエピソードは生まれなかったかもしれないですよね。
その記憶が時に自分を力づけてくれることも、励ましてくれることもある。
なので、人の想いが次の人へと伝染していくような物作りの世界を残していくこと、時代を繋げていくことは、すごく大事なことだなと思う。
お客さんと先日お話ししていたことなんだけど、今はなんでもかんでもコンサルティングが増えすぎていて、コンサルばかりが儲かる時代だと。
コンサルするのはいいけど、現実を変えていくのはそのあとのプロセスなわけで。
実際にその物理的な世界を変えていく人たちがいないと、コンサルばかり増えたところで良い社会にはならないんだよね。
建設業を本気で良くする株式会社 代表・黒田より
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